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- 2023.11.23 Thursday
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債券価格はどう決まる?
将来の期待インフレ率と国の信用度。
将来のインフレ率が低く、国が倒産するとは
誰も思ってないから、日本国債は異常に低い
利回りだった。
ところが、国の信用度が急落すると、
債権価格の下落(長期金利の上昇)が予想される。
このような金利上昇はロシア危機の時のロシア国債で起こった。
ロシア国債はデフォルトしたが、
金利は一時80%近くまで上昇。
今後はかなり円安に
震災の影響で貿易黒字が減る
→円売りドル買い要因
国債の日銀引き受け
財政問題により遅かれ早かれ、禁じ手の国債の日銀引き受けをする、
すると紙幣が世の中に溢れ、価値が下落、ものすごいインフレとなる。
紙幣をばら撒く
のと同じ。
ドル資産
東京が廃都になってドルが3000円になっても
ドル資産があれば、円に変えれば大丈夫。
今後のシナリオは国債未達による国債と円の暴落で
市場の反乱が起き、ハイパーインフレとなる。
その際の円を守る方法は円預金を引き出し
外貨分散投資をする。
株
インフレ対応型の金融商品。
インフレが来れば企業の借金は実質軽減される。
インフレで価格が上昇すれば、企業業績も以前より上昇。
借金・売上の観点からインフレは企業にとってありがたい。
藤巻氏の本は理解しやく、
分かり易いですね。
まずは序章のご紹介。
誰が国債を買うのか?
基本は金融機関だが、結局は
お金を預けた預金者のお金が原資。
金融機関は預かったお金を運用しないと
銀行員の給料どころか預金者に金利すら払えなくなる。
他に運用先がないのでいくら金利が低くても
国債を買い続ける。
今後も買い続けるか?
2010年現在1489兆円あると
言われる個人金融資産。
この11年間で88兆円しか増えてない。
そのような状況で毎年40兆円とか35兆円
とかという国債を買うお金をどこから降ってくるのか?
大震災が起きてから
金融機関も復興資金需要に応えるため、
保有している国債を売却するかもしれない。
政府がさらにお金が必要なのに
金融機関は国債購入に回す資金がなくなる。
そこで足りない資金を日本銀行が供給、
お金がジャブジャブ、
紙幣がただの紙切れ、
スーパーインフレ
となる。
国債は低金利&供給過多のようですが、
未達にはなりません。
何故でしょうか?
誰が国債を買うのか?
まず農林系、年金系。
つられて信金、県信連も買う。
数が多いから全体額は大きくなる。
政府の国債乱発に大いに協力。
GDPの何倍?
長期の公共債の残存総額は現在約600兆円あまり。
日本のGDPのほぼ約140%。
これに公団や第3セクターの負債総額を加算すると
全部でGDPの2.5倍くらいあるのでは。
日本の国債
これだけ乱発されるの国債の発行量ながら
なぜ価格は下がらないか?金利はどうして上がらないか?
この国独自の未整備な税制や決済制度が、これだけ
海外からの買いを制限し、発行量のほとんどを日本人だけで消化。
日本の国債、これからどうなるのでしょうか?
最近、消費税値上げで議論が起こってますが、
これも日本の財政赤字が発端。
財政赤字の為、国債を発行して自転車操業の日本、
これが現状ではないでしょうか?
そこで、日本の国債に関する本を読破。
「日本国債(上下)」
「マネー逃避」
「国債クラッシュ」
まずは、日本国債から取り上げます。
国債が、応札未達になったら?
国債市場が値崩れするが、
その分金利が上がれば、
利子生活者にはありがたいこと。
そのような一節が本書にはあります。
しかし国債とは国を運営するための資金調達。
その資金のコストが上がれば、やはりまずいですよね。